千日紅を詠ず(続天 152)

吟譜(PDF)

作者:梁田 蛻巖

(一六七二~一七五七年)(寛文十二年~ 宝暦七年)、江戸時代中期の漢詩人。名は邦美、字は景鸞、通称は才右衛門、蛻巖と号す。旗本の家臣の家柄に生まれ、江戸で育つ。十一歳で幕府の儒官であった人見竹洞に入門し、新井白石や室鳩巣などと交流する。元禄六年(一六九三年)に加賀藩に儒者として仕えるがまもなく辞して、美濃の加納藩や播磨の明石藩に出仕した。晩年までには漢詩の大家として敬仰されるようになった。門下に江村北海・稲垣白嵓などがいる。明石で没する。享年八十六。墓は兵庫県明石市日富美町の本立寺にある。

語釈

*寧馨・・・・晋・宗時代の俗語で、「このような」幼少からすぐれている人。神童。麒麟児。
*千日紅・・・千日草の別名。花言葉は「変わらぬ愛」。「不朽」。「変わらぬ愛情を永遠に」

通釈

備考

未来までずっと変わることのない熱い思いを届けるのにぴったりです。