自詠(続天 140)

吟譜(PDF)

作者:呂 洞賓

(七九四~?年)・中国の仙人。八仙の一人。名を?(巌、巖、岩とも書く。煜という説も)といい、洞賓は字である。号は純陽子。純陽真人とも呼び、或いは単に呂祖(りょそ)とも呼ばれる。蒲坂(現在の山西省?城県)永楽鎮で生まれた。祖父は礼部侍郎の呂渭、父は海州刺史の呂譲。師は鍾離権であり、終南山で秘法を授かり、道士となったとされる。その姿は背に剣を負った書生で、青年あるいは中年男性として描かれる。呂洞賓に関する資料として「純陽呂真人文集」「呂祖志」「呂祖全書」「呂祖彙集」などがある。徒は曹国舅など。韓湘子や何仙姑を含める説もある。