
作者:袁枚
(一七一六~一七九七年)清朝の詩人。四十歳で官界から身を引き、南京の西にあった小倉山に隨園と名付ける園を築いて悠々自適の生活を送った。世に隨園先生と呼ばれた。八十二歳で没
語釈
*自嘲・・・自分で自分をあざけること。
*旁人・・・傍らの人。
*好在・・・生きながらえること。
*先知・・・人に先んじてしること。
通釈
七十の高齢になってなお木を植えた。その愚かさを笑わないでくれ。昔から人は必ず死ぬことは誰でも知っているが
幾歳まで生きるか誰も知らないのだ。
この秋は雨か嵐か知らぬども 今日のつとめの田草とるなり 二宮尊徳